申し込みフォームを作る時に注意すべきこと。これを知らないと申込率が下がります。

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/ローカルWeb集客の専門家
「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。

こんにちは。
株式会社マーケティング・エッセンシャルズの栃本常善です。

セミナー講師や主催者、またはコンサルタント、コーチ、カウンセラーといった人たちが必ずと言っていいほど使うのが申し込みフォームですね。

今日はこの申し込みフォームの作り方によって、グンと申し込み率を上げる、
というよりは、本来申し込みをしてもらえるはずなのに、これを知らずにやってしまうことによって、申し込み数を劇的に減らしてしまっている可能性がありますので、

必ずこの記事の内容を参考に申し込みフォームを作ってみてくださいね。

まず申し込みフォームってどうやって作ればいいの?

申し込みフォームの作り方なのですが、オススメは、フォームメーラー

これは手軽に申し込みフォームが作れて無料プランもありますが、できれば有料にすることをオススメします。

僕は、ちなみに、Proプランで契約しています。

正直いってこれで十分です。

月額費用もたった1000円〜2000円程度です。

もちろんワードプレスでブログやホームページを開設している方は、
contact form7というプラグインを入れれば、簡単に問い合わせフォームを作ることが可能ですが、自動返信メールや完了画面の設定、PayPal決済導入などのことを考えるとフォームメーラーを使った方が色々と面倒ではないので、初心者には特にオススメです。

申し込みフォームを作る際に気をつけるべきこととは?

それは、申し込みをしようとする時のユーザーの心理を考えてみること。

どんな心理でユーザーが申し込みフォームに入力をしようとしているのでしょうか。

例えば、今の時代を考えるときっとPCで入力をする人よりもスマホで操作し入力している人の方が多そうですよね?

だとしたら、どんな状況でしょうか?

例えば、電車で移動しながら入力しているかもしれませんし、主婦だったらちょっとした家事や子育ての合間に入力しているかもしれませんし、カフェやランチタイムにパパッと入力しているかもしれません。

要は、そんなに入力に時間をかけていられないのです。

だから、あなたのセミナーやイベント、ランチ会やお茶会、お店の予約、セッションへの申し込み数を最大化するためには、

ユーザーの心理的負担を最小限にしてあげることなのです。

では、負担を減らすということは、つまり、入力項目を少なくすることです。

よくやってしまいがちなのは、

  • 「住所も情報欲しいな。」
  • 「あ、あと業種や職種も欲しいな。」
  • 「あと、電話番号ももらっといた方が安心だ」

といった具合にどんどんフォームの項目が増えていってしまうこと。

これありがちです。

ですが、冷静になって考えてみてください。

その項目は必須項目でしょうか?

ここで考えてほしいことは、

その項目は、

  • 必須項目か?
  • それとも任意項目か?

をはっきりとさせましょう。

例えば、
僕はセミナーであれば、基本的には、

・名前
・メールアドレス
・参加日程
・紹介者
・支払い方法


の5項目だけです。

実際の申し込みフォームのサンプル

この画像は、実際に私が現在使用しているDVD教材の申し込みフォーム。

こちらは郵送での納品なので、住所を入力していますが、それ以外は、名前とメールアドレスと住所と紹介者名のみ。

 

これではっきりいって十分なのです。

ただし、初心者の方がよく入れてしまいがちなのは、

・ふりがな ※ほぼいらない
・住所(郵便番号も)※郵送する場合は必要です
・電話番号 ※電話をしてアポイントを取り付けるなら必要です
・業種 ※あとでもいい
・参加目的 ※あとでもいい

など。


でも、これらの項目は本当にないと困る情報でしょうか?

住所は実際に来てもらってから、取得すればいい情報です。


また、参加目的はどうしても知る必要があれば、申し込み後に別途アンケートを用意して取得すればいいし、業種も必須ではないと思います。

電話番号も本当に電話をかけるなら、取得するべきですが、

そうでないなら、取得する必要はありませんね。

といった具合に、必要最低限の項目に入力項目は抑えることで、ユーザーの心理的負担を最小限に抑えることができ、あなたのビジネスにおける申し込み者数を最大化することができます。


これは意外とできていない人が多いと感じます。

人はどんどんめんどくさがりになっている

脳科学の世界では、「認知コスト」と呼ばれる言葉があります。


これは何かというと、人は情報が多ければ多いほど、それをめんどくさいと感じ、行動をしなくなるというもの。


つまり、この申し込みフォームにおいても項目が多ければ多いほど人は認知コストが発動し、申し込みするのをめんどくさいと思ったり、今はいいや、後にしようとなってしまうのです。


いかがでしたか?

今日の内容をご覧になっていただき、ぜひあなたの申し込みフォームの改善をしてみてください。