集客できるランディングページに必要な7つの要素とは?LP制作100本以上関与で分かったこと

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/ローカルWeb集客の専門家
「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。

弊社はランディングページの制作を得意としていて、ご依頼を多くいただいております。その中で、ランディングページを使って集客をする上で、押さえておきたい重要な要素があることが分かりました。

今回は、私たちのこれまでの経験から重要だと感じる7つの要素をご紹介します。

 

ランディングページとは?

 

「ランディングページ」とは、「着陸するページ」という意味があり、元々は広告やウェブサイトを訪れる際に、最初に訪れるページのことを指していました。

そこから派生して、現在ではひとつの商品・サービスで、問い合わせや予約、資料請求を取るための縦長のひとつのページのことをランディングページと呼ぶようになりました。

広告との整合性をとる

 

成果を上げるランディングページを作成するには、集客の入口であるインターネット広告とのつながりを持たせなければなりません。

そもそも、LPを作った目的は、インターネット広告を見たユーザーを申し込みさせることです。ユーザーは「ここに自分の欲しい情報がある」と思いLPに到達してきているので、全く関係ない情報が記載されていては、申し込みをしてくれるはずがありません。

要素①新規or既存顧客どちらかを決める

 

まず一つ目は、ランディングページを既存顧客向けに見せていくのか、新規顧客・潜在顧客向けにするのかを決めていく必要があります。既存顧客(ある程度、商品やサービスのことを知っている人向け)と、新規顧客(全く知らない新規の人)では作り方が全く変わってきます。

例えば、営業やセールスでも、既存のお客様に対して自己紹介や事業内容の紹介をすることや、0から商品の説明をすることはしないと思います。しかし、新規のお客様には、「会社を認知してもらう」、「提供している人を信頼してもらう」、「ニーズを作る」ということをする必要があります。

それと同じようにランディングページも誰に向けて、どんな人に向けて提供していくかにより、全く作り方が変わってくるので、まずは大きく分けて既存顧客向けか、新規客向けなのかをはっきりさせていく必要があります。 

要素②ターゲットを明確にする

 

2つ目は、ターゲットはどのような人・会社なのかということを明確にすることです。女性か男性かによっても、訴求していくべき文章やデザインが全く違います。女性でも20代か40代かによっても、価値観や悩みが変わります。ランディングページでは、こうしたターゲットをはっきりさせないと、効果が出にくい傾向があります。

そして、ターゲットとなる人に「自分に関係があることを言っている」と思ってもらうためには、魅力的なコンセプトとキャッチコピーが重要です。このコンセプトとキャッチコピーは、ランディングページの「ファーストビュー」と呼ばれる、最初に表示される画面の内容にあたります。この内容で、下のページにスクロールされるかどうかが決まります。

そのため、ターゲットが明確であれば、そのターゲットにとって魅力的なコンセプトやキャッチコピーを考えていく必要があります。

要素③ストーリーボードを作る

 

三つ目はストーリーボードです。これは弊社でもランディングページを作る際に必ず先に作ります。

なぜかというと、伝えたい事が多くあると、ページの内容に一貫性がなく話が脱線していくことがあるからです。そのため、構成を作り、どういう流れで問い合わせをしてもらうかというストーリーを作ることで流れに沿った内容を作ることができます。脱線しないためにもストーリーボードは非常に重要になってきます。

要素④魅力的なオファーを考える

 

四つ目はオファーです。オファーとは、ランディングページを見ている人にどんな魅力的な提案をするのかということで、非常に重要なことになります。

たとえば、「期間限定で販売」、「個数限定で販売」、「割引をする」、「特典を付ける」などの魅力的な提案をできるかどうかで、ランディングページの反応や効果を左右すると言っても過言ではありません。そのため、いかにして魅力的なオファーを相手に提供できるかどうかというのが重要になります。

要素⑤コンセプトに沿ったデザインにする

 

5つ目は、2つ目の項目で決めたターゲットに合わせた、分かりやすかったり、共感されやすかったり、魅力的だったりといったデザインにすることです。

例えば、優しさを売りにしているものの場合は、「優しいデザイン」にしなければなりません。これが「刺々している形」や「キラキラした雰囲気」ではイメージと違うように捉えられてしまいます。 

ランディングページでは、デザインも非常に重要ということです。

要素⑥反論処理をする

 

6つ目は反論処理です。お客様は商品を購入する際に、必ず「今は必要ない」「少し費用がかかりそう」といった反論や言い訳が出てきます。その「反論」を軽減したり、処理をしたりすることを「反論処理」と言います。


反論処理をしてお客様の不安を軽減しないと、問い合わせボタンや予約ボタンを押してもらえません。よく見られる方法としては、「よくある質問」というようなコンテンツを作り、お客様の疑問や不安に思うことの質問と回答を載せるというものです。

ぜひ用意してみてください。 

⑦EFOの最適化を知る

 

7つ目はEFO(エントリーフォーム最適化)をすることです。

Webで申し込みを取る際は、様々な情報が欲しいと思います。名前、電話番号、メールアドレス、住所、郵便番号、性別等、欲しい情報を入れ込むと、かなり項目が増えてきます。すると、お客様は「入力項目が多くて面倒くさい」「ちょっと使いづらい」と感じ、最終的には「今は必要ない」と申し込みをやめてしまいます。

こうしたことから、見込み客にとって最適なエントリーフォーム・相談フォームにしていく必要があります。具体的には、「その情報は今取らなければならないのか」を考えることが大切です。例えば、住所については実際にお客様がいらっしゃった際に書いていただいても良い項目の場合があります。

そうしたことも踏まえて、エントリーフォームの最適化もお問い合わせを取っていく上で重要な要素ですので、ぜひ見直して頂きたいです。 

まとめ

ランディングページ作り、もしくは制作会社へ依頼される際は、ぜひ今回ご紹介した7つの要素を押さえて頂きたいです。

弊社でもデザインやコピーライティング、コンセプト作りに至るまで、ランディングページの制作を承っておりますので、ご相談いただけましたら幸いです。