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どんなことできる?Facebook広告を徹底解説!広告の種類や配信方法
投稿日:2020.03.19
投稿者プロフィール
- 「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。
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SNSが広く人々に浸透する昨今、Facebookもその例外ではなく我々の生活に溶け込んでいます。
今回は、そんなFacebookに配信できる広告「Facebook広告」を解説します。
Facebook広告とは
Facebook広告とはFacebook上に表示される広告全般のことです。
ここでは、Facebook広告の特徴をメリットとデメリットに分けて解説します。
Facebook広告のメリット
ターゲティング精度が高い
Facebook広告は広告を配信するにあたってFacebookの持つ膨大なデータを活用するため、ユーザーの年代や性別はもちろん、趣味嗜好といった情報まで指定できるほど高いターゲティング精度を持ちます。
セールスファネルすべてに働きかけられる
見込み客の購買行動は「認知」、「興味・関心」、「比較・検討」、「購入」の4段階のセールスファネル(購買ファネル)で表すことが出来ますが、Facebook広告ではこの4段階すべてにアプローチすることが出来ます。
ユーザーごとのトラッキングが可能
昨今は一人のユーザーが複数の端末を持つことも珍しくなく、今までのCookieを使ったトラッキングでは別々の端末の情報を一人のユーザーの情報として追うことが出来ませんでした。
しかし、Facebookではアカウントのユーザー情報やログイン情報を活用することでユーザーごとのトラッキングが可能になっています。
顧客とのやり取りや手軽さ
自社のページを持っていれば、顧客と直接やり取りをすることもできます。
また、少額から始められ、広告の配信、配信停止も簡単なので気軽に始めることが出来ます。
Facebook広告のデメリット
様々なメリットがある一方で、「SNSを使用するユーザーが多いとはいえ、広告を配信する場所がFacebook内という限られた場所になるのでTVなどの媒体に比べて幅広い宣伝ができないこと」、「こまめな管理をする必要があること」、「仕様変更や新機能の追加が多いため、きちんと確認していくことが必要であること」などのデメリットも存在します。
Facebook広告の種類
画像(リンク)広告
一枚の画像とテキストで構成された広告です。
テキスト下のコールトゥアクションボタンをタップ(クリック)したユーザーをリンク先の自社サイトなどに誘導することが出来ます。
コールトゥアクションボタンに設定できるのは、
・購入する
・予約する
・詳しくはこちら
・登録する
・ダウンロード
・お問い合わせ
の6種類です。
リンク先の目的に応じて設定することが出来ます。
動画広告
一本の動画とコールトゥアクションボタンによる広告です。
動画が身近になった昨今、特に有効な形式です。
カルーセル広告
画像広告、動画広告が1件ずつだったのに対し、カルーセル広告は複数の画像や動画を一つの広告にすることが出来ます。
横にスワイプすることで画像や動画が切り替わる仕組みで、それぞれに別のコールトゥアクションボタンを設定することが出来ます。
スライドショー広告
スライドショー広告は複数の画像を一本のスライドショーのような動画にする広告です。
動画広告と比べてファイルサイズが小さいため、通信速度を気にせず動画風の広告にすることが出来ます。
コレクション広告
メインの画像または動画と4枚の商品画像を表示させる広告です。
広告をタップするとフルスクリーン表示になり、商品画像をタップすると商品の詳細情報などのサイトに遷移します。
商品紹介から購入までをスムーズに行える広告形式です。
インスタントエクスペリエンス(キャンバス)広告
ユーザーが広告をタップすることで、他サイトに移動することなくフルスクリーンの広告が表示されます。
テキストや画像、GIF形式のアニメーション、動画などのコンテンツを組み込むことが出来ます。
ダイナミック広告
ダイナミック広告は一見するとカルーセル広告に似た見た目ですが、大きく違う点があります。
ダイナミック広告はユーザーが広告主のサイトに訪問した際の閲覧履歴に基づいて、表示させる商品が自動で選ばれる広告です。
また、ユーザーの住所、年齢、興味関心などの細かな設定をすることで、サイトに未訪問のユーザーに対しても関連性が高いと予測される商品を表示できます。
リード獲得広告
リード獲得広告はメルマガ配信のためにユーザーのメールアドレスなどの連絡先を集める時や、問い合わせを促進するために活用する広告です。
ユーザーが外部サイトに遷移することなくメールアドレスなどの情報を入力できる上、Facebookの登録時に必要な情報であれば自動入力されるためユーザーの煩わしさを減らし離脱を防ぐ仕組みになっています。
近隣エリア広告
ユーザーの現在位置情報を元に、店舗の近くにいるユーザーに配信することが出来る広告です。
すぐに電話をかけられるボタンや、店舗までのルートを表示する機能があります。
クーポン利用広告
対象のユーザーにクーポンを配信して来店を促す広告です。
既存の顧客との繋がりを増やすだけでなく新規のユーザー獲得にも役立ちます。
また、クーポンの期限が近くなると自動的にリマインドする機能があります。
アプリインストール広告
スマートフォンのアプリをインストールしてもらうために活用する広告です。
App StoreやGoogle Playなどへ遷移するリンクをつけることが出来ます。
アプリをインストールしていないユーザーにのみ表示させられるため、新規ユーザーを増やすことが出来ます。
Facebook広告によるターゲティング
主に以下の6項目を設定することで、的確にターゲットユーザーにアプローチすることが出来ます。
・地域
・人口統計データ
・趣味、関心
・行動
・カスタムオーディエンス
・類似オーディエンス
地域
「地域」は2つのターゲット設定があります。
国、地域、市区町村のターゲット設定
地域別に設定できます。
地域は以下の6項目から選択できます、
・国
・地方
・都道府県
・市区町村
・選挙区
・郵便番号
また、そのユーザーが設定地域に住んでいる、旅行に来ているといった状態に合わせてターゲティングができます。
・地域内の全員
設定地域がFacebookのプロフィールで居住地になっている人、または位置情報などからFacebookが設定地域に関係していると判断した人にターゲティングします。
・地域内に住む人
設定地域がFacebookのプロフィールで居住地になっている人、または位置情報などからFacebookが設定地域に住んでいると判断した人にターゲティングします。
・最近この場所にいる人
最新の位置情報が設定地域である人、設定地域に住んでいる人、直近で設定地域に訪れた人をターゲティングします。
・地域内を旅行中の人
位置情報などからFacebookが設定地域に旅行中と判断した人、設定地域から自宅が200km以上離れている人にターゲティングします。
ビジネスの所在地によるターゲット設定
ビジネスの所在地の周辺にいる人々をターゲットに設定できます。
ビジネスマネージャーから「ビジネスの所在地」を設定し、半径によるターゲット設定でその地域にいるユーザーに配信します。
人口統計データ
ユーザーのプロフィール情報から指定した層にターゲティングします。
設定項目は以下の4項目です。
・性別
・交際ステータス
・学歴
・勤務先
興味、関心
以下の情報に基づいてターゲティングします。
・趣味、関心リストに登録したもの
・アクティビティ
・学歴
・役職
・「いいね!」したページ
・所属グループ
行動
ユーザーのアクティビティの頻度や、購買行動など、様々な行動パターンからターゲティング出来ます。
「人口統計データ」や「趣味、関心」と組み合わせてさらに絞り込んだターゲティングも可能です。
カスタムオーディエンス
自社で保有する顧客リストとFacebook利用者データを紐付けし、顧客リスト内のFacebook利用者を把握できます。
CSVなどで作成した顧客データのリストをFacebookの広告マネージャー上にアップロードすると、30分ほどでカスタムオーディエンスが作成されます。
類似オーディエンス
作成済みのカスタムオーディエンス、指定した特徴に類似すると予測されるFacebookページに来訪した人などから類似オーディエンスを作成できます。
今までターゲティングしてこなかった人々にもアプローチできます。
Facebook広告の料金
Facebook広告は予算の設定ができ、設定した予算を超えて料金が発生することはありません。
また、選択した課金対象の条件が満たされたときのみ料金が発生する仕組みになっています。
課金対象
クリック課金(CPC)
ユーザーが広告主のアプリのダウンロードやウェブサイトに遷移するための広告リンクをクリックするたびに支払いが発生する仕組みです。
インプレッション課金(CPM)
インプレッション(表示回数)が1,000回カウントされることで支払いが発生します。
インプレッションは広告がユーザーのニュースフィードやタイムライン右の広告枠に初めて表示されたときにカウントされます。
最適化インプレッション課金(OCPM)
主にインプレッション課金と同じですが、インプレッション課金との違いは、広告主が希望するアクションを起こす可能性が高いユーザーに広告を表示させられることです。
目的別の課金対象
アプリのインストール(CPI)
広告経由でアプリがインストールされることで支払いが発生します。
ページへのいいね!
広告主のFacebookページのいいね!が押されることで支払いが発生します。
動画の10秒間の再生
広告の動画が計10秒間再生されることで支払いが発生します。
投稿のエンゲージメント
投稿に対して、いいね!やコメント、シェアなどのアクションが起こることで支払いが発生します。
上手に活用!Facebookピクセル
Facebookピクセルとは、配信内容の最適化を行えるウェブサイト用のJavaScriptコードです。
Facebookピクセルをウェブサイト上に設置すると、ユーザーをデバイスの種類や数を問わず追跡することや、キャンペーンの効果測定が出来ます。
Facebookピクセルの主な機能
コンバージョントラッキング
Facebook広告を見たユーザーのアクションやページ遷移など、どのようにしてコンバージョン(成果)に至ったかをデバイス問わずトラッキングできます。
広告配信、コンバージョンの最適化
広告主の希望するアクション(購入、登録など)をする可能性が高いユーザーに向けて広告を配信することや、それによるコンバージョンを最適化することができます。
リターゲティング
類似オーディエンスやカスタムオーディエンスなどを活用し、リターゲティング広告を作成できます。
まとめ
解説した通り、Facebook広告は種類も様々で、細かなターゲティングが出来ます。
ビジネスに組み込んで上手に活用しましょう!
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