【初心者向け】YouTube広告とは?魅力や主な配信方法、メリットなど詳しく解説!

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/ローカルWeb集客の専門家
「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。

YouTube広告をご存じですか?

「YouTube広告って聞いたことはある」「興味はあるけど、なかなか気が進まない」、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今、広告はGoogleやFacebook、Instagramが主流になっており、YouTubeまでは踏み込めない方もいらっしゃると思います。

今回はYouTube広告がどんなものなのかをお伝えしていきます。

これからチャレンジしようと考えて気になっている方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

YouTube広告とFacebook広告の違い

まずはYouTube広告とFacebook広告の違いについてお話します。

Facebookは現在2800万人程のユーザーが利用していると言われています。Facebookはターゲティングの精度が高く、狙った人に対してピンポイントでターゲティングを行ってくれるのが特徴です。

対してYouTubeは現在6600万人のユーザーが利用していると言われています。YouTubeはGoogleが運営していることもあり検索エンジンが優れていて、Googleに次ぐ2番目の検索エンジンと言われています。

YouTubeの利用者数は非常に多く、大衆メディアに近い状態になってきており、

テレビを超える影響力があるのではと思える程です。Facebookは限定的なユーザーですがが、それに比べるとYouTubeは一般的なメディアになってきています。

他の媒体と比べて何が違うの

次に他の媒体と比べて何が違うのかについてお伝えします。

YouTube広告は他の媒体と比べターゲット層が広く、難易度が低いのが特徴です。YouTube広告はgoogle広告と同じ管理画面で出稿することができ、Google広告のアカウントがあれば、簡単にYouTube広告の出稿を行う事ができます。

アカウントを持っていない方はまず、Googleアカウントを作成することになりますが、Googleアカウント自体、非常に洗練されていて運用もほとんどAIが自動的に行ってくれるため初心者の方でも広告の設定を簡単に行うことができます。

どんなビジネスに向いているのか

次にYouTube広告はどんなビジネスに向いており、どんなビジネスには不向きなのか、をお伝えします。

YouTube広告には、使いづらいビジネス、事業がいくつかあります。

まず月間1つ辺りの広告費の予算が5万円以下の場合は、YouTubeよりもFacebookやInstagramの広告の方が良いです。逆に月額の予算に10万円、20万円とかけられる方はYouTube広告でパフォーマンスが出しやすいと思います。

次にコモディティ、大手と比べると価格競争に負けてしまうような、大衆向けの商品では難しいかと思います。

他にも顧客が極端に少ない事業、一部の企業や業界でしか使われないような商品を扱っている事業はYouTube広告より、DMやターゲティング精度の高いFacebookを使い、ピンポイントでアプローチすることをお勧めします。

また集客数に上限がある企業、毎月10名以下で十分な事業などはYouTube広告を使う必要はないかと思います。

逆にYouTube広告をおすすめするビジネスは、物販(物や製品を扱っている事業)、BtoC(一般消費者の方に向けて行っている事業)、EC(ネット通販などインターネット上で行われている事業)です

他にもコンテンツ販売、セミナー事業をされてらっしゃる企業、ソフトウェアやプロダクト、システムなどを販売されているような、スタートアップ企業やベンチャー企業などにもおすすめです。特にコンテンツ販売やセミナー事業でYouTube広告を出されている企業は多いのでパフォーマンスが出しやすいかと思います。

YouTube広告の種類

次にYouTube広告の種類についてお話します。

YouTube広告の種類は大まかに分けると

「認知度を上げる為の広告」

「検討段階に対しての広告」

「リード獲得、見込み客を集める、直接商品を購入してもらう広告」の3つです。

今あげた3つの広告の中にも種類があり、認知度を上げる為の広告には、

「バンパー広告」

「インストリーム広告」

「アウトストーム」

「マストヘッド広告」

「オーバーレイ広告」などがあります。

検討段階に対しての広告は、「ディスカバリー広告」と「スキッパブル広告」の2つです。

リード獲得、見込み客を集める広告は、

「ダイレクトレスポンス広告」

「動画アクションキャンペーン」など多くの種類があります。

専門用語が多くわかりにくいですが、主要なものは「ディスカバリー広告」「インストリーム広告」の2つです。

まずはこのディスカバリー広告と、インストリーム広告を覚えて頂けたらと思います。

ディスカバリー広告

ディスカバリー広告は、YouTubeで検索した際に検索結果の一番上に出てくる広告のことです。

それではディスカバリー広告のメリット、デメリットについてお話します。

ディスカバリー広告のメリット

一つ目は広告をクリックしなければ広告費は発生しないことです。そのため低予算で始めることができます。

二つ目は見込みの高い顧客からのクリックを得られることです。ディスカバリー広告は検索結果に出てくるので、その広告と関係のあるキーワードなどを検索した方に見てもらうことができます。またチャンネルの登録者を増やすことができます。

ディスカバリー広告のデメリット

デメリットは、広告をクリックされないと見てもらえないことです。また売り込み感が強いと低評価を受けてしまうことがあります。低評価を受けてしまうと、チャンネルとしても育たない為、気を付けなければいけない所だと思います。

ディスカバリー広告は、単純にチャンネル登録者を増やしたい方におすすめです。

インストリーム広告

インストリーム広告はYouTubeの動画を再生する際に流れてくる5秒ほど経つとスキップできるようになる広告のことです。

続いてインストリーム広告のメリット、デメリットについてお話します。

インストリーム広告のメリット

一つ目は沢山の人に見てもらえるところです。

二つ目は動画の中にCTA(コールトゥーアクション)というHPや問い合わせのページに直接飛べるテキストなどを付けることができます。

三つ目は30秒以上広告を視聴しないと料金が掛かりません。5秒で広告をスキップされても料金が掛からないことです。。

インストリーム広告のデメリット

逆にデメリットは、最初の5秒で注意を引けなければスキップされてしまう所です。広告スキップボタンは5秒後に出てくるため、そこで見たくないなと思われたら、スキップされてしまいます。最初の5秒が勝負だと考え、この5秒に力を入れて頂き、いかに続きが見たくなるような動画を入れられるかが大切です。

他にもインストリーム広告は多くの人に見てもらえる分、関心の低い人達にも広告が表示されてしまう所はデメリットかと思います。

インストリーム広告は新規集客で人数を高めていきたい方におすすめです。

初期設定で決めること

次にYouTube広告の初期設定で決めることをご説明します。

1.ターゲットの地域を決める

Googleと同じで、市区町村でエリアを調べたり、地点を軸に半径何キロなどの設定ができたりするので、国や都市を決めて出稿先に指定することができます。

2.オーディエンスの設定

オーディエンスはユーザーの属性や、趣味、興味関心のある物に合わせた設定ができます。例えば車に興味がある方、ヨガや健康に興味のある方、美容関係に興味のある方など、色んな興味関心のカテゴリーがあり、それに合わせてアプローチしたい分野に設定することができます。また性別や年齢などでもセグメントができます。

3.日予算の設定

1日にどれくらいの費用を設定するか決めます。これもGoogleとほとんど同じで、500円や1000円みたいに1日辺りに使用する広告費上限を設定できます。1000円や2000円でも運用できますが、あまりボリュームは出ないかもしれません。

今後も動画広告市場は拡大する見通し!

今後、動画広告市場の規模は年々伸びていくと予測されています。

最近では動画も簡単に作れるようなっており、アプリや作成ソフトも増え、そういった点でも動画を作りやすい環境になったと思います。

SNSもTikTokやInstagramのリール動画、YouTubeのショート動画など短い動画が増えており、一般的な人が動画に触れる機会が増え、InstagramやFacebookの広告も動画の方が良いパフォーマンスが出るケースもあり、人を動かしていく上で動画は重要な要素になってきています。

そういう点でもYouTube広告をまだ始められてない方は、ぜひチャレンジして頂けたらと思います。

YouTube広告の運用を検討してらっしゃるかたへ、私たちの方でYouTube広告の運用代行をさせて頂いております。

どんな広告を作ればいい良いのか、その辺りも私たちはサポートできますので是非ご相談ください。