月刊ME
月刊ME8月号
投稿日:2023.08.21
投稿者プロフィール
- 「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。
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近況
こんにちは。株式会社マーケティング・エッセンシャルズの栃本常善です。今年の夏は本当に暑いですね、、、毎年この時期になると「今年の夏は暑いですね」ってもう10年連続で言っている気がします。
ちなみに今夏は、篠島・日間賀島に家族で行ってきました。カヤックに乗ったり、釣りをしたり、カニフィッシングをしたり、島を電動キックボードで周回したり、と夏を満喫してきました。 今回は初めて民宿に家族で泊まったのですが、この民宿がめちゃくちゃ当たりでした。うちの妻の入念なリサーチのおかげですね。こういう入念な下調べ、僕はとても苦手なので、絶対に僕には見つけられなかったなと思います。 民宿の良し悪しは、間違いなく女将さんで決まります。
今回泊まった民宿の女将さんが本当に気が利く人で、面倒見も良く、僕が釣ってきた鯛を悪くならないよう発泡スチロールの箱に下処理をして氷詰めにしてくれたり、チェックイン前にもかかわらず、お部屋で水着に着替えさせてくれたりと、こういう良い民宿の女将さんの性格ってなんでこんなに気持ちがいいんでしょうね。
とにかく、すべての言葉が回りくどくなく、はっきりとズバっと言ってくれるのでこちらにもストレスがない。好き嫌いは多少あるかもしれませんが、僕も女将さんみたいな気持ちのいい人でありたいとそう思った、夏の日の2023でした。
トレンド紹介:GA4で重要な指標「エンゲージメントとは?」
7月からGoogleアナリティクス4に完全移行となりましたね。(以降GA4と言う)あなたはGA4使っていますか?「習うより慣れろ」ですから、まずはどんどん触ってインターフェースに慣れて行ってほしいと思います。このGA4になってから何が変わったの?ってことですが、まあ細かくあげれば色々と変わっているところはあるんですが、勘所で行くと「エンゲージメント」を重視するようになったというのがポイントになります。 エンゲージメントっていうと、最近ではSNSでよく使われるようになった用語ですよね。また、会社経営においても「社員とのエンゲージメントを高めよう」ということで、よく使われるようになった用語です。これがついに、ウェブサイトの分野においても使われるようになったということになります。
では、エンゲージメントって何?ということですが、直訳としては。「婚約」「約束」「契約」といった意味があります。ただ、SNSやウェブサイトの分野で「婚約」と言われてもピンと来ませんよね。
今回のケースで言うと、「深いつながりや愛着心を持った関係性」という意味が近いかなと思います。会社経営や人事で言えば、「社員の会社に対する愛着心、思い入れ」のような意味になってきます。 これをウェブサイトにもう少しわかりやすくすると、「ユーザーがウェブサイトをどれだけ積極的に閲覧してくれているかを数値化する指標」だと思ってもらえれば良いです。ちなみに、Googleアナリティクスヘルプではこう定義しています。
「ユーザーエンゲージメントとは、ウェブページがフォーカス状態にあった時間、またはアプリの画面がフォアグラウンド表示されていた時間の長さを指します。ユーザーがウェブサイトまたはアプリを積極的に使用しているタイミングを把握するのに役立ちます。」 (引用元:https://support.google.com/analytics/answer/11109416?hl=ja )
フォーカスとは、ユーザーがそのウェブサイトを閲覧し、操作している時間のことです。例えば、ウェブサイトを閲覧しているときって複数のタブを開いている場合ってありますよね?同時に開いていて、メインで閲覧している状態のことをフォーカス状態だと思ってもらえれば大丈夫です。
エンゲージメント率とは
セッションとは、ユーザーがウェブサイトまたはアプリを操作している間のことです。 エンゲージメントセッションとは、10 秒を超えて継続したセッション、コンバージョンイベントが発生したセッション、または 2 回以上のページビューもしくはスクリーンビューが発生したセッションです。
エンゲージメント率は、ウェブサイトまたはモバイルアプリにおけるエンゲージメントセッションの割合です。その反対が直帰率で、エンゲージメントが発生しなかったセッションの割合です。つまりエンゲージメント率を使用すると、ウェブサイトまたはアプリへのアクセスのうち、なんらかの形で有意義なエンゲージメントに結び付いたものの割合を測定できます。(引用元:https://support.google.com/analytics/answer/12195621?hl=ja&ref_topic=11151952&sjid=16480574716054732787-AP )
エンゲージメント率50-60%をまず目指そう!
エンゲージメント率の一つの目安としては、まず50-60%を目指しましょう。広告経由でのアクセスが多いページ、サイトはこのエンゲージメント率が低くなる傾向がありますが、オーガニック(自然検索)経由でのアクセスがメインのサイトでは、基本的に50%以上は最低ラインとして目指していきましょう。
安定してコンバージョンが獲得できているウェブサイトは、ほぼエンゲージメント率60%を超えています。なので、最低でも50%以上の数値を目指していきましょう。具体的にエンゲージメント率を上げるにはどうすればいいか?はSEO対策としての基本的なことをやることです。
・ユーザーの検索意図にあった良質なコンテンツを発信すること ・サイト内リンク、関連記事・関連ページへのリンクを増やす ・発信者の写真を入れる ・キーワードや記事内容に関連した動画を埋め込む ・図解やデータを多用する ・SNSボタンやタイムライン連携で投稿を表示させる
などなどを着実に実施していくことです。ぜひエンゲージメント率の高いウェブサイトを一緒に目指していきましょう。 ということで、Webマーケティング成功に役立つ情報を今後も発信していきますね。
最近の気づき・学び
言葉よりも行動を信じる!行動により言葉に重みが出る。
人の発する言葉って正直本当に当てにならないと改めて最近つくづく思います。やる気はあります!ってその場でいくら言っても、結局のところはその人の日頃の行動を見て感じ取り、判断をしますよね。
だから、その人の行動にやる気を感じられなければ、やる気はないも同然なのです。行動というか、その瞬間瞬間の話ではなく、行動の連続、つまり習慣といった方がいいですね。学びたいです!成長したいです!と口では言っていても、日頃勉強していなかったら、本当は成長したくないのかもしれません。
学びたいです!成長したいです!と口で言っていた方が周りから前向きな人だと思われやすいですから、そう言っている側面もありますよね。本当に学ぶ気のある人は、その瞬間から自ら動いて学びます。
本当に成長したい人は、自ら聞きに来ます。相手がどうとか関係ないです。中途半端な人ほど、他人や環境のせいにします。「聞きにくい雰囲気だから」「忙しそうだから」「今はバタバタしていて」とかです。
最近は、毎週のように採用面接をしています。これも数をたくさんやらないと経験値が溜まらないなということで、今年からは1次面接から社長である僕が担当するようにしています。採用は結婚と同じだと言われる方もいるように、採用選考にはかなり時間をかけて取り組んでいます。そうやって色々な人と話していると、どれだけ事前に会社や仕事のことを調べてきているかはすぐわかりますし、表面的に取り繕おうとしている人は一瞬でわかってしまいます。
そういう人は一瞬で跳ねますし、相手にもはっきり言うようにしています。「うちのこと大して調べて来てないよね?」「どういう気持ちで就職しようと思ってんの?」って感じで。こっちは本気ですからね。とことん相手と向き合う気持ちで率直に伝えるようにします。
それで気づいたのは、言葉よりも行動を信じる。でも、行動してきた人の言葉には重みが出る、ということです。それなりに行動してきて、経験を積んできた人の言葉はやっぱり違うのです。これは、言語化が難しいことですが、話しているときの言葉に対する重さの乗っかり方が全然違うんです。
これは、私たちコンサルタントもそうだし、経営者においても同じことが言えますよね。なぜ、後継者候補や2代目経営者の言葉がフワッと感じてしまうのかは、まさにこれなのです。行動の蓄積による経験がないためです。
言葉よりも行動。でも、言葉も結局は行動の蓄積により伝わり方が全く変わるって話でした。今月の月刊MEを最後まで読んでいただきありがとうございました。来月号もお楽しみに!
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