マーケティング基礎
特徴(メリット)とベネフィットの違い
投稿日:2024.05.31
投稿者プロフィール
- 「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。
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商品やサービスの魅力を伝えたり、
プレゼンをしたり際、
「特徴」と「ベネフィット」の違いを理解し、
使い分けることが重要です。
その違いをきちんと理解していますか?
簡単に言えば、
「特徴」は商品自体が持つ機能
や性能のことを指し、
「ベネフィット」はその機能や性能が
によって顧客にどんな利益や変化があるか?
を具体的に表現したものです。
つまり、「特徴」は売り手側から見たもので、
「ベネフィット」は顧客視点で
見た価値を相手に合わせて表現したものです。
同じ商品でも、その魅力を違う視点から
表現しているといえます。
例えばMacbookを例に挙げてみましょう。
Macbookの特徴
- Retinaディスプレイ
- 最新のIntel Core プロセッサー
- 長時間駆動のバッテリー
- 超薄型・軽量ボディ
- 大きなトラックパッド
- Thunderbolt 3ポート
- 優れたオーディオ性能
- iOS/iPadOSとのシームレスな連携
- 堅牢な全アルミニウム筐体
- 高性能グラフィックス
これらはMacbookの機能や性能、
つまり"特徴"を表しています。
一方、これらの特徴があることにとって、
顧客にもたらす価値が"ベネフィット"になります。
Macbookのベネフィット
- 文字や画像の鮮明な表示でストレス無く長時間作業できる
- 高速なデータ処理で効率的に作業できる
- 外出先でも気兼ねなく利用できる
- どこにでも気軽に持ち運べて移動中の時間も有効活用できる
- 大きなトラックパッドで直感的な操作が可能
- 高速な転送で時間を無駄にせずデータの受け渡しができる
- 高音質で音楽や動画をより臨場感を持って楽しめる
- iPhoneやiPadとのデータ連携がストレスなくスムーズ
- 頑丈で長年利用できる
- グラフィックスが滑らかで高精細な画像編集や動画作成が可能
このように、製品の持つ機能や性能は
顧客にとってどのようなメリットが
あるのかを伝えることが大切です。
特にマーケティングでは、
単に商品の特徴を並べるだけでなく、
顧客がその商品を買うことで得られるベネフィットを
明確に訴求することで、商品の魅力をアピールでき、
顧客が買う理由を作り出すことができるのです。
一般的に特徴は商品の視点ですが、
ベネフィットは顧客の視点から表現されています。
特徴とベネフィットの違いを
明確に意識して伝えることで、
ターゲットが求める価値に的確に
応えられるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。