月刊ME
月刊ME3月号
投稿日:2024.03.19
投稿者プロフィール
- 「顧問税理士と同じように中小企業に1人のWebコンサルタントが顧問契約することを当たり前にする」をビジョンにローカルビジネスWeb集客の専門家としてこれまで90業種以上600社超の企業や店舗、個人のWebマーケティングに関与/コンサル未経験から3ヶ月でWebコンサルになれる「Webコンサルタント養成講座」を主宰し、Webコンサルを育成するコンサルタントとしても活動する。
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近況
こんにちは、株式会社マーケティング・エッセンシャルズの栃本常善です。今月号の月刊MEをご開封いただきありがとうございます。
もうすぐ春ですね。実は4月から会社を創業して以来3人目の新卒社員が入社する予定です。彼女は、大学在籍時からWeb制作会社やSNS運用の会社でインターンやアルバイトをしたり、スクールに通ったり、と非常に学生時代から積極的なのです。そんな彼女を中心に、SNSマーケティング支援事業を新たにスタートする予定で準備を進めています。
そのためには、まずは自社でそれなりにSNS運用で成果を出さないといけません。説得力ないですからね。ということで、2月よりTiktok運用を始めています。ある程度軌道に乗ってきたら、InstagramやYouTubeショートにも展開していきたいと思います。まだまだ全然ダメなアカウントなので、公には好評していないですが、もし一部のモノ好きさんは、tiktokで「トッチー」と探してみてくださいね!真面目にやっていますが、結構おふざけもしていますw
相談事例
Question
Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)の投稿は定期的に更新した方がいいでしょうか?意味はありますか?
はい、定期的に更新して頂いた方がいいです。
ただし、ただ更新すればいいというわけではありません。よくあるのは、ブログを貼り付けたり、Instagramの投稿をコピペして更新したり、という方を見かけたり、そういうことを推奨されている方もいますが、それだけでは不十分です。大事なことは、目的です。何のために更新をするのか?が大事なのです。
Googleビジネスプロフィールの投稿を定期的に行う目的は、キーワードとの関連性強化とエンゲージメント率を高めることです。
例えば、「栄 マウスピース矯正」というキーワードを強化したいのであれば、マウスピース矯正関連の情報を更新するといった感じです。で、マウスピース矯正に興味がある人がどんなことに関心があるだろう?と考えるのです。
例えば、お金のこと、支払い方法のこと、痛みがあるのか?効果があるのか?続けられるのか?メンテナンスは大変なのか?といった感じでさまざまな疑問や不安を持っています。そういった疑問や不安を少しでも解消できるような投稿を心がけていきましょう。そうやって、強化したいキーワードとの関連性を高めるような投稿を増やしていくことで、MEO対策強化につながるのです。そして、結果として、エンゲージメント率(アカウントの閲覧時間やアクションなど)が高まっていくのです。ぜひ、今日の内容に基づいて、投稿を実践してみてくださいね。
注目ニュース
Googleマップの不正レビューが「1億7000万件以上」削除される
24年2月にGoogleマップのアルゴリズムに関する重大なニュースが公表されました。その内容が、「Googleが人工知能を用いた新しいアルゴリズムも開発して、不正なレビューを一斉削除した」というニュースです。削除した件数は「1億7000万件」と言われています。
このアルゴリズムの変更により、「疑わしいレビューのパターンを迅速に検出し、不正なレビューやアカウントを特定」できるようになりました。例えば、「レビューした人が複数のサービスに対して同じレビューを残したか」「あるサービスに星1や星5のレビューが突然急増したかどうか」といった現象を検出して、疑わしいレビューかどうかを特定するようになっています。
一般社団法人全日本SEO協会から発表した情報によると、今回のアルゴリズムの変更により影響を受けた企業がいると言われております。影響を受け始めたタイミングは23年12月頃です。このタイミングからレビューが多いことが、Googleの地図検索で上位表示をするという傾向がなくなってきたと言われております。影響を受けた企業の共通点を探したところ、「非常に多くのレビューが投稿されており、そのレビューへの返信も非常に丁寧にされている」とのことでした。
また、上位表示されている企業の特徴も調べたところ、「レビューの投稿件数が10件や20件」「レビューの評価の高さが平均3%台」「レビューへの返信率が0%」といったケースが見られるとのことです。
ただ、レビューを増やさなければよいという訳ではありません。重要なことは、「不正なレビュー」を増やさない事です。MEO代行にお願いし、不正なレビューをたくさん書いてもらうような事もしばしば起こっていました。「口コミ」自体は、ユーザーにとって有益な情報源の1つにもなるので、もし機械的に増やしていたかもと思う事があれば、改めて運用方法を見直しましょう。
参照:au Webポータル NEWS『「Google マップ」から1億7000万件以上の偽レビューが新アルゴリズムによって削除される』より
最近のトレンド紹介
SNSの今後
Facebookを使っている人は、昨年の夏から秋にかけて、「井上香織」という人からやたら友達申請がきたことがありませんか?あるいは前澤友作さんの偽アカウントから連絡が来たりと、最近はFacebookのスパムアカウントが問題になっています。あるいはX(旧Twitter)では、投稿の閲覧数に応じて報酬が発生する仕組みを導入したことも相まって、能登半島地震の際に誤情報を流す人が現れるなど、X上の情報への不信が高まっています。そんなメジャーSNSへの不信感の高まりをよそに、ユーザー数を伸ばしているSNSがいくつかあります。その中でも私が最近注目しているのは「Linked In」です。
Linked Inは、「ビジネスに特化したSNS」ということで、欧米のビジネスパーソンは名刺や履歴書代わりに使っているとも言われます。実際に機能を見てみると、基本的な機能は「近況の投稿をシェアする」という今までのSNSと同じですが、Eラーニングや求人、お仕事募集など、ビジネスに関する機能が盛りだくさんになっています。
Facebookのように実名主義でいて、テーマをビジネスに絞り込んでいるというのはとてもユニーク。「自分のプライバシーを全て共有するのは疲れるけど、とはいえSNSは仕事の人脈形成には有効」と考える人には、うってつけのSNSなのかもしれません。このように、目的特化型のSNSというはこれからのSNSの新しいトレンドなのかもしれないですね。
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