SEO対策において、被リンクは多いほどよい？また被リンク対策のポイントは？
Q.SEO対策において、被リンクは多いほどよいのでしょうか？
被リンクの多さは、SEOに関係あるのでしょうか？また、被リンク対策のポイントについて教えてください。
A.数とともに質が重要。低品質・無関連のサイトからのリンクは逆効果に
被リンクはSEOに関係しますが、その「質」が特に重要です。
人気のあるサイト、権威性のあるサイト、自サイトと関連性のあるサイトからのリンクは評価を高めますが、まったく関係のないサイトや低品質のサイトからのリンクは意味がなく、むしろ逆効果となります。
被リンクがSEOに影響することから、かつては被リンクの数を稼ぐためだけの目的で作られたサイトがたくさんありました。
そうしたこともあり、現在では単に被リンクの数を見るだけでなく、「どんなサイトからリンクされているか」という被リンクの「質」がしっかりチェックされるようになってきています。
良質な被リンクを増やすためには、まず第一に質の高いコンテンツを作ることです。いいものがあると、人は誰かにそれを紹介したりシェアしたりしたくなります。
有益なコンテンツによってそうした行動を起こさせることが、被リンクが生まれる仕組みの本来の姿といえるでしょう。
そのほかに被リンクを増やす対策として、協会や団体に加盟したり、イベント等に協賛したりしてそのHPにリンクを張ってもらう方法があります。
また、優れた商品・サービスを提供していれば、ポータルサイトやメディアで取り上げられてリンクが紹介されることもあるでしょう。
費用はかかりますが、広告やプレスリリースの出稿も被リンク対策のひとつとなり得ます。
また、「被リンク対策をするとペナルティを受けるのでは？」と聞かれることがあります。
確かに、昔盛んに行われていたような、被リンクするためだけのサイトやブログをたくさん作ってひたすらリンクを張るといった人工的な被リンク対策はペナルティの対象になります。
ですが、上で挙げたような通常の被リンク対策にペナルティが課されることはまずありません。
むしろSEOに資する施策ですから、正攻法の対策は積極的に行うとよいでしょう。
