やってはいけないSEO対策(スパム行為)

投稿者プロフィール

栃本常善
栃本常善代表取締役/マーケター
株式会社マーケティング・エッセンシャルズ代表取締役/Web集客に強いマーケター/ これまで累計90業種以上のビジネスに関与。中小企業・ローカルビジネスのためのWebマーケティングをワンストップで支援する/自身でセミナールームや整体院、zoom配信サポートなどの事業を経営。著書に「ローカルビジネスのためのWebマーケティングが基礎から学べる本」(つた書房)がある。SEO/MEO対策、優良顧客を集めるためのメディアミックス、Webマーケティング戦略にめっぽう強い。

こんにちは。株式会社マーケティングエッセンシャルズの伊藤大輝です。


自社のホームページのSEO対策に取り組んでおられる方は、絶対にやってはいけないSEO対策スパム行為(検索結果での順位を上げるための行き過ぎた対策)について、しっかりと理解して対策をしていますでしょうか?



検索順位をあげるための具体的な対策方法には、サイトの状況によって様々な方法が考えられますが、これはやってはいけない!ということはほぼ共通しています。

 

小手先の検索順位を上げるための情報ばかりを追い求めると、知らないうちにスパム対策をやってしまう事もあります。


結果として、Googleからスパム判定を受け、検索順位を下げられたり、最悪の場合、検索結果にそもそも表示されず、圏外にされてペナルティを受けることがあります。

 

ぜひ今日の記事を参考にしていただき、もし思い当たる点がありましたら、今からでもすぐにとりかかってください。では、具体的なSEOスパムについて紹介させてただきます。

 

明らかにスパムと認識される行為

無断転載(コピーコンテンツ)

最近はNAVER まとめがこの問題でwebサイトを閉鎖しましたね。
しかし、こういったまとめサイトだけでなく、個人のサイトでも他のサイトからの無断転載(コピーコンテンツ)はいけません。もし転載する場合は、引用タグをつけてしっかりと引用元を明示しましょう。そして、その引用元サイトへのリンクを貼ってあげるのが最低限のマナーでしょう。Web上のマナーは基本的にリアルの場として一緒です。Googleも常々言っていることですが、Webだけ特別なんてことはありません。リアルで通用しないことは、ウェブでも通用しません。

 

隠しテキスト

背景と同じ色でテキストを入れ込んだり、テキストサイズを0とか1で表示してユーザーには見えないが、検索エンジンにだけ読み取ってもらおうとする行為です。これも一時期流行りましたね。数多くのサイトで隠しテキストが散見されましたが、近年ではだいぶ減りつつあります。悪質なSEO対策の業者では、未だこんな対策をしている会社もあります。気をつけてください。

 

クローキング

クローキングとは何?と思うかもしれませんが、簡単に言うとGoogleの検索エンジンとユーザーとで別のHTMLを表示されることを言います。
こんなサイトばかりだとユーザーが検索した際に関連性の低いコンテンツが多くなり、ユーザーが検索エンジンを使わなくなってしまいますからね。Googleはこのような悪質な対策をしているサイトの取り締まりを強くしています。

 

ドアウェイページ(誘導ページ)

ドアウェイページとは別のページやサイトに誘導させるために作成されたクオリティーの低いページの事を言います。 Googleはドアウェイページ(誘導ページ)を、来訪したユーザーにとって価値の無いものであり、検索エンジンの利便性を損ねるということでガイドライン違反としています。具体的には以下のような手法で行なっています。

  • コンテンツのオリジナル性を欠いた低クオリティのページに、特定のページヘのリンクを追加しただけのブログを複数作成する
  • 上位表示させたいキーワードでアクセスを集めるだめだけに、一部のキーワードを入れ替えるなどしてページを大量に作成する

 

一昔前に流行ったけど、今はNGな行為

関連性ない外部リンクを集める

意図的に大量のブログ、サイトを作り、そこから検索エンジン対策をしたいサイトにリンクを貼るのです。Googleはリンクを投票とみなしているため、外部リンクがたくさん貼ってある=たくさん投票されている=人気のサイトであるとGoogleが判断し、上位表示させてきました。しかし、Googleはこれを問題視し、Googleが考えている理想とはかけ離れていたため、アップデートを繰り返し、今ではだいぶ是正されてきました。外部リンクとは本来自然発生的に増えていくものだとGoogleは考えています。良いコンテンツ、役に立つ情報であれば、紹介したくなりますよね?それが本来の姿なのです。小手先の対策はやめましょう。

キーワードを過剰に羅列する

本文、見出し、タイトル、グローバルメニューなどに明らかにキーワードを羅列したり、過剰に入れ込むのはあまりオススメしません。同様に都道府県、地域名を大量にいれるのもそうです。

 

例えば、メニューに以下のようなキーワードを入れているサイトが一時期ありました。

◯◯歯科の医院紹介
〇〇市の□□歯科のスタッフ紹介
◯◯歯科の料金ページ

 

フッターに大量のテキストリンクを記載する

フッター(HPの下部に)大量にリンクを貼ることもあまり推奨される行為ではありません。一昔前はよく見かけましたが・・・。サイトマップとしてメニュー一覧を掲載するくらいに留めておきましょう。

 

サテライトサイト(別サイト)からリンクを貼る

こちらも一昔前はSEO業者が行っていた行為です。クオリティーの低いサテライトサイトにメインのサイトの被リンクをたくさん集めていたのです。サテライトサイト自体は悪いものではありませんし、ユーザーに焦点を当てられた良質なコンテンツで作成すればもちろん機能しますし、良いサテライトサイトになります。しかし、リンクを貼ることだけを目的にしたサテライトサイトは、推奨されません。

 

スパム行為とは〜まとめ

楽にアクセスをあつめるうまい話には気をつけなくてはいけません。

今でも、SEO会社からそのような電話があるかもしれませんがそんなうまい話はありません。

これからもさまざまなスパム行為が出てくると思いますが、あくまで、ユーザー目線でしっかりと設計されたサイトを作成していれば、スパム行為と認識されることはまずないと思います。

ユーザー、検索エンジンからも信頼されるには営業と一緒で地道な行動が必要のようです。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

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